西神戸天体観測所
Nishi Kobe Observatory
西神戸天体観測所は、神戸市西区の住宅街にある私設天文台です。
写真の中央が観測所で可動式の屋根(スライディングル−フ)の天文台です。街中ですのですぐ近くに街灯(蛍光灯)があり決して星を観測するのに良い環境ではありません。
昼間の天文台です。2004年夏〜秋の台風でスライディングル−フが壊れましたが2004年末に修復できて復活しました。
天文台の周囲の街灯や家屋の光を壁で遮り、望遠鏡に直接に周囲の光が入らないような構造になっています。壁面が高い事で見わたせる空の面積は狭くなりますが、街中にある観測施設ですので当初より諦めております。
最近、南西方向(明石方面)にあるパチンコ店にある回転サ−チライトの光がかなり気になります。
- 2004年4月に観測所の機材の再編成をやりました。
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ドイツ式の赤道儀に口径20cmの反射式望遠鏡をのせて冷却CCDカメラやデジタルカメラで彗星や星雲星団などの画像を撮影します。
- 惑星などの観測には口径25cmのシュミットカセグレン式望遠鏡とWebカメラを使用して撮影しております。
- 赤道儀を設置している床面と、観測者がいる床面は別の基礎になっており、観測者が発生する振動が直接望遠鏡に伝わらない構造にしてあります。
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赤道儀の制御と冷却CCDの操作をこのPCで行います。望遠鏡を設置している部屋とは波板で仕切りをしておりますので、撮像しながらテレビを見たりも出来ます。
PCは、母屋のル−タ−とLAN接続しておりインタ−ネットにも接続出来ます。
問題点をあげますと、夏に暑く、冬に寒いところです。